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山口健太のブログ

仕事の合間に世界を旅しています。

4日で4都市の旅(2):ロンドンの「Wasabi」でカレーライスを食べる

前回、ANAの787-9で12月のミュンヘンに到着した翌日。2日目はロンドンに向かう。滞在時間は乗り継ぎ制限いっぱいの23時間55分もあるので、かなり余裕を持って動けそうだ。

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ここ最近、ロンドンを訪れる際にはNorwegianなどLCCを使っていたこともあり、ロンドンの南にあるガトウィック空港から入国することが続いていた。ヒースロー行きの便は税金や手数料が高く、特典航空券で取ったとしても結局は高くついてしまうのが難点だ。

ミュンヘンからのルフトハンザ機はターミナル2(The Queen’s Terminal)に到着した。ここは2014年のリニューアル後、スターアライアンスの航空会社が集中している。

↑T2からロンドンに入国。老朽化したヒースローらしからぬ、近未来的な内装の真新しいターミナルだ。

ヒースローからの移動手段としていつも悩むのが、ヒースロー・エクスプレスに乗るかどうかという点だ。たいへんQOLの高い列車で、15分間隔で運行しており、パディントンまでの所要時間は約16分と速い。だが2等に相当するExpressの料金は、自販機での購入時に21.5ポンドと高額だ(2016年4月現在、22ポンドに値上げされた)。

あらかじめエクスプレスに乗ることが分かっているなら、2015年に導入された事前購入割引も利用できる。14日前の購入なら16.5ポンド、乗る日がウィークエンドなら週末料金で12.5ポンドになる。

このヒースロー・エクスプレスと迷うのが、30分に1本やってくる「ヒースロー・コネクト」だ。パディントンまで30分強とそこそこ速く、当日購入でも10.10ポンドで済む(2016年4月現在は10.20ポンド)。

↑ヒースロー・エクスプレスやコネクトが来るホーム。売店や自販機の類は見当たらなかったので、コネクトを待つならターミナル内でドリンクなどを買っておくといい。

コネクトはエクスプレスと同じホームに来ることもあり、特急と鈍行の関係のようにも見える。だが実際にはエクスプレスとは別会社のGreat Western Railway(GWR)が運行しているという。切符も空港駅では同じ券売機で買えるがパディントン駅では異なるなど、ややこしい。長旅で疲れていると面倒くさくなってエクスプレスに乗ってしまいがちなので、綿密な事前調査により未来の自分をサポートしたい。

時間と体力があり余っている場合は、大江戸線並みに窮屈な地下鉄にスーツケースを持ち込むという荒技もある。空港の各ターミナルには地下鉄ピカデリーラインが乗り入れており、料金ゾーンは6。中心部ピカデリー・サーカス駅までの所要時間は約48分、料金は6ポンドだ。オイスターカードなら3.1ポンド(朝9時半までは5.1ポンド)で済むのでお得だ。

↑夜のパディントン(健全なやつ)。筆者はヒースロー・コネクトを待っていたところ、信号故障でコネクトが運休。コネクトの切符のままエクスプレスに乗れる、特別待遇になった。

パディントンは、ヒースロー利用者にとって浜松町のように便利な町だ。駅から数ブロック以内には安宿が密集する。問題はここ数年、どんどん値上がりしていること。2016年4月現在、ポンドはやや安くなったものの、風呂トイレ付きの激狭いシングルでも1万円前後は覚悟したい。

↑荷物を置いて夕食に出た。これまで何度か前を通っていた、フィッシュ&チップス屋「Sussex Fish Bar」に入ってみた。

↑オーソドックスなフィッシュ&チップスを食べられる。ただしお酒は置いていない。

ロンドンのフィッシュ&チップス屋は、酒を出さない店も多い。飲むときはパブへ行くのが手っ取り早いだろう。パブでフィッシュ&チップスを食べるという手もあるが、パブの料理は微妙なものも多く、あまり期待できない。

↑これも以前から気になっていた、パディントン駅構内のパブ「The Mad Bishop & Bear」を訪れてみた。回転寿司(Yo! Sushi)の横にあるエスカレーターを上ったところにある。

↑客層は会社帰りのビジネスパーソン風の男性が多く、ビールだけを買って1対1で延々と話し込んでいるペアが目立った。ビールはハイネケンなどもあるが、ここはやはりフラーズの「ロンドンプライド」だろう。

欧州3日目になる翌朝。夕方にはコペンハーゲンへのフライトが待っている。宿にスーツケースを預けて、ロンドン中心部を歩いてみよう。

↑ロンドンらしい、どんよりした空模様の朝。夕方までロンドン市内を探索する。

↑リージェント通り。以前にバルセロナでジャケットに鳩のフンを落とされてダメになったとき、ここのユニクロで買い直した経験がある。

↑欧州最大のショッピング通りとされる、オックスフォード通り。その中心にあるオックスフォード・サーカス駅。

相変わらず曇り空の昼下がり、オックスフォード通りを歩いていたところ、唐突にカレー臭に襲われた。振り返ると、そこは寿司や弁当のテイクアウトで知られる「Wasabi」だった。

↑オックスフォード通りの「Wasabi」。似たような名前のチェーン店がはびこる中、(ロンドンにしては)まともな品質の日本食を提供している。

↑ベジタリアン向けの「やさいたん麺」や、シーフードの「かき揚げたん麺」が並ぶ。

↑もちろん寿司ボックスもある。

↑オックスフォード通りにカレーテロをお見舞いしていたカレーライス。ロンドンでは本格的なインド料理屋もたくさんあるものの、ここでは日本の家庭的なカレーライスを売っている。

↑米は日本と同じジャポニカ米で、炊き方も大きく間違っていない。カレーはやや玉ねぎが多すぎるきらいはあるものの、日本の味だ。店内のテーブルで立ち食いできる。

一般的には「イギリス=食事がまずい」というイメージが定着しているものの、少なくともロンドンは幅広いジャンルの飲食店がある。北欧のように高いし美味しくないし選択肢も少ない上級者向けゾーンに比べれば、はるかに恵まれている。まずい物を食わなければどうということはない。

↑昨日の信号故障の影響で、パディントン駅は混乱中。ヒースロー・コネクトは遅れたりキャンセルされたりしており、次の列車がいつ来るか分からないという。

↑飛行機に間に合わないと困るので、今日は正規運賃でヒースロー・エクスプレスに乗るはめに。15分乗るだけなのに日本円で4013円だった。

↑昨日入ったばかりのロンドンをもう出国し、ルフトハンザのセネターラウンジへ。生ビールはドイツのBeck'sと、なぜかバドワイザーの2択。

↑次はコペンハーゲンだ。

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